過日のやり直し

生物の飼育を中心に、趣味の話など。

《世界を壊すもの》の強さとは

正直、神話レアのわりに強いと思ってませんでした…

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最近バズってますね、《世界を壊すもの》。

Wisdom guildで価格変動を見るとこんな感じです。

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初動価格の3倍くらいに。

MOでは発売が遅くなることもあって、初動から9Tix~10Tix程度を維持しています。

この値上がりは正直予想外でした…。

《世界を壊すもの》の強さを改めて確認してみましょう。

 

①サイズ

7マナ5/7到達。マナレシオは普通ですが、地味に到達もちなことが役立ちます。そう、《龍王オジュタイ》を一方的に倒せるのです。さすがに《龍王アタルカ》には踏み潰されますが。

戦乱のゼンディカーブロックには大型飛行クリーチャーがおらず、なんと《真実を覆すもの》以外の飛行持ちを討ち取ることができます。

そして7マナであることも重要。そう、《コジレックの帰還》を使いまわす条件を満たせるのです。全体5点はできるだけ早く使いたい場面も多いと考えられ、ウラモグやコジレックよりも早く唱えられるという長所があります。

 

②追放能力

打ち消されない追放はそれだけで強力。クリーチャーには触れませんが、前述のとおり殴り合いには強いので大丈夫。《停滞の罠》、《面晶体の記録庫》など対処したいカードはそれなりに多く、最低でも土地を対象にできるので腐りません。

仮に《世界を壊すもの》を打ち消されても2:1交換が確定。ウラモグほどのインパクトはありませんが、充分にアドを稼げます。

 

③回収能力

手札じゃなくて戦場に戻れば…と一瞬思いますが、再び唱えることで追放能力を利用できます。1枚で能力が完結していると言えます。土地を削るのでそう何回も使えませんが、相手の土地を追放すれば痛み分け。

 

…うーん、改めて考えると弱いわけがないのでした。

さすがにどんなデッキにも入るカードではありませんが、エルドラージランプの6~7マナ域としては最高なのではないでしょうか。