過日のやり直し

生物の飼育を中心に、趣味の話など。

石垣島遠征!! ①

こんにちは!

行ってきましたよ~ 石垣島

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石垣島といえば海!

平年なら梅雨明けしてる6月末、今年はギリギリまで雨予報が続き、
さらに台風まで発生してしまってハラハラしていましたが…
行ってみれば、ほとんど雨が降ることもなく旅程を終えられました。

それではレポートです!まずは非生物のトピックから。

今回は時系列順での紹介が難しいので、箇条書きでいきたいと思います。

 

・島の環境 

大きな島だけあってダムや川が複数あり、生態系の多様性を実感しました。
まあ、僕の中での「小さい島」イメージは口永良部島(人口150人くらい)なので極端すぎますが…
於茂登岳も思ったより大きな山でびっくりしましたね。(保全地域なので入ってはいません)

市街地、田畑、海岸、河川、森林とそれぞれ個性的な環境を、車で30分も走れば全部巡れます。
その辺の道端に生えてるのがカランコエなど多肉植物だったり、ヤモリやゴキブリも本土とは全く種が異なっていたり…
「普通種」の感覚が全く違う環境にいるのは、とても刺激的な体験でした。

ビーチ、透き通ってる。星、超キレイ。(語彙力の喪失)

 

・知念商会

地元のスーパーで、観光客も良く訪れるお店です。
あまり大きくはないのですが、飲食物やお土産から生活必需品まで、旅行に必要なものは一通り手に入ります。

何より重要なのがオニササ!! 有名なローカルフードですが、知念商会が元祖らしいです。

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これがオニササ

これは、ビニール袋にササミのフライとおにぎりを入れて潰して食べるジャンクフードです。おにぎり+ササミでオニササ。
フライにはたくさん種類があり、スタンダードなササミ以外だとカレーコロッケやフライドチキンが美味しかったです。
しっかりボリュームがあって150円~250円くらいなのでかなり安い!

このオニササが美味すぎて…4日連続で知念商会に通い、合計10個のオニササを食いました。食いすぎ。
確実に体重増えたと思いますが量りません。

 

知念商会にはもう一つ、「包装資材が充実している」という重要な特長があります。

ビニール袋にプリンカップ、発泡スチロール箱も複数サイズ・ヒモつきを取り揃えています。
かさばりがちなそれらを現地調達できるため、我々のように生物採集が目的の旅行者にはとてもありがたいお店だと言えます。

 

・観測局

川沿いに車を走らせていたところ、偶然にも巨大なパラボラアンテナを発見。 
近づいてみたところ、VERAというプロジェクトで用いられている天文観測台でした。

「行くか」「行くか」そういうことになった。

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「今日は特別ですよ」と言いながら職員の方がアンテナを動かしてくれて、我々一同は大興奮!
巨大な機械がグリグリ動いてるの見て興奮しない男はいないはず。

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かっこよすぎる

プロジェクトやブラックホールについて詳しい説明もして頂き、遠い宇宙に思いを馳せる時間を過ごしました。

 

 ・民泊

初めてAirbnbを使って宿を予約しました。

借りたのは2ベッド×2寝室で4人が泊まれる家で、キッチン・風呂・洗濯機など全てが備わっていました。

しかもさんぴん茶カップ麺を置いてくれてるというサービスまで。最高か!?

1人で泊まるビジネスホテルも好きですが、やっぱり皆でワイワイ泊まれる宿もいいですね。
旅って楽しいなあ…

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宴会の様子


ただしAirbnbのUIはクソ

 

・レンタカー

今回借りたのは、マツダアクセラセダン1500。
パワーや設備は申し分なく、見た目もかっこいいのですが…
どうしても小回りが利かず、フィールドでの性能はイマイチでしたね。車高も低いし。

やはりフィールドでは軽自動車が最強
今回は最大5人+荷物なので普通車にしましたが、 軽自動車2台でもよかったかもなあ…とやや反省。
2台あれば別行動もできますしね。

 

蝶館カビラ

日本初の私設昆虫博物館だそうです。
蝶館というだけあって、温室で飼育されている蝶や整然と並んだ蝶の標本は圧巻でした。
ご主人は石垣島の昆虫についていろいろ丁寧に教えてくださり、とてもフレンドリーな方でした。
専門外の魚のことまで聞いてしまってすみません…(やっぱり魚は知らないそうです)

蝶館カビラでは、標本・ポストカードのようなお土産品のほかに、三角紙・毒ビン・捕虫網といった昆虫採集の必需品も取り扱っています。
特に薬品類は航空輸送が難しいこともありますので、消耗品はここで補充するのが良いかもしれませんね。

 

次回、いよいよ生物編!

(発送した生物がまだ届いてないので、状況によっては悲惨な記事になります)